大学時代、勉強は二の次で大切だったのは仲間に会いに行くことでした。
最近、歳のせいか思い出が増えてきたのか(あるいは忘れて減っているのか)、昔を振り返ることが多いです。
誰かに会って話して笑う。
今思えば、あの時間が心と体の健康を支えていたんだなと感じます。
ウチの大学も学生にとってそうありたいものです(勉強優先で)。
この感覚って、実は“会社”にもそのまま当てはまると思う。
職場が「行かなきゃいけない場所」ではなく、「会いたい人がいる」「元気をもらえる場所」になったとき、個人も集団も自然と元気になります。
これは未病の視点から見ても、とても大切な健康経営のあり方です。
さまざまなデータでも、職場の人間関係の質が心身の健康に大きく影響することが明らかになっています。
「働く環境」は、未病を進めるか防ぐかの分かれ道なんですよね。
単に病気を減らすというだけでなく、「楽しく生きる」ための環境づくりのコツでもあります。
「未病」とは、病気になる一歩手前の状態を指します。
多くは主観的な不調として自分自身にアラームを鳴らしてくれるのですが、健康診断の数値だけでは見えてきません。
ある意味、孤独感や疎外感、やりがいのなさといった“心のゆらぎ”こそが動的平衡を崩す未病の本質かも知れません。
だからこそ、企業では「人と人とのあいだ」も上手くデザインしてほしいなと思います。
大学時代、誰かに会うのが楽しみで通っていた、あの気持ちを職場にも取り戻すこと。それが、未病を防ぐ大きなカギになると感じています。
ちなみに、私にとってはsnsの繋がりがそれです💦
目指すべきは、「個人の健康」➕「集団の健康」ではないでしょうか。
一人ひとりの元気は、つながりの中から育っていくものです。
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