未病の研究

#未病とは

西洋医学的には異常とは診断されない。漢方医学では未病を治すのが最高の医学と考えられている。(抜粋 南山堂 医学大辞典第20版)
「現在健康であっても病気へと向かいつつある」状況を指す。(抜粋 医学書院 医学大辞典第2版)

鍼灸の聖典では「聖人は已病を治さずして未病を治す」(黄帝内経 素問 四氣調神大論篇第二 BC206年頃)
貝原益軒が江戸中期に83歳で執筆した『養生訓』には、治療より予防、未病を治す方法など、未病と東洋医学に関する記述が多数。(1713年)

その症状は、
カラダがだるい、頭が痛い、冷える、眠れない、肩こり、めまい、むくみ、イライラする、やる気が出ない……
といった、いわゆる不定愁訴= 医学的に説明のつかない症状(Medically Unexplained Symptoms : MUS)で、愁訴を説明する医学的根拠がないものです。

そう、
未病の症状は、医学的に説明のつかない症状ですから、保険診療には「診断」という高い壁があり医療は届きません。
未病は健康の範疇なので、健康保険が使えないのです。
(療養担当規則第12条・健康保険法第六十四条)

未病の症状は、
全人的にアプローチすることが特にプライマリケア上重要となりますが、これを疾病の「早期発見」と言ってしまうと、医療費がさらに高騰してしまいます。

当然、
「未病」を疾患と捉えてしまうと、医療費を下げたい国家と相反する。

日本の社会課題として、
「少子化」「超高齢化」「医療費高騰」「労働人口減少」「労働生産性低下」などがあります。
総じて社会が縮小しているのです。
そこで、国が目を付けたのが
「未病」です。

「特定の疾患予防」ではなく、
「健康は自分で守れ」と国民に求めているのです。

未病の概念が浸透し、国民の健康が維持できれば
▶医療費削減
▶労働力の確保
▶年金開始の後ろ倒し etc.
が実現出来ます。

最大の予防は、
国民が未病の知識を持っていること。

私が、
社会のためにできること。。。

「未病知で未病治」を広めること。
未病を知ることで、健康への行動変容を促し、早期予防を目指します。
これを私は【心身リテラシー教育】と言ってます。
心身の状態を「理解して表現」する、予防医学の必須スキル!


20世紀は治療、「院内」の時代と呼ばれました。
21世紀は予防、「院外」の時代です。
私たちは、未病治のために現場へ向かわなければなりません。


【戸村が関係した未病スコア・五臓スコアの原著論文】

五臓スコアの作成(第1報) 古典から近代までの文献に基づく症状の抽出と選択, 東洋療法学校協会学会誌, 34, 58-61, 2011. 

 

五臓スコアの作成(第2報) アンケートによる探索的因子分析, 東洋療法学校協会学会誌, 34, 62-64, 2011. 

 

五臓スコアの信頼性と妥当性の検討, 和歌山医学, 62(4), 103-108, 2011.【筆頭著者】 

 

古典による水腫と五臓スコア(FVS)との関係, 東洋療法学校協会学会誌, 35, 124-127, 2012. 

 

男子高校生の自覚的健康度に対する東洋医学的評価―五臓スコア(FVS)の妥当性―, 関西医療大学紀要, 6, 80-86, 2012.【筆頭著者】 

 

不妊のための鍼灸: Erectile Dysfunction(ED)と東洋医学的五臓との関係, 東洋療法学校協会学会誌, 36, 142-145, 2013.

 

東洋医学的食事指導に向けて現代人の食生活を食事バランスガイドと五臓スコア(FVS)で評価した, 東洋療法学校協会学会誌, 36, 146-149, 2013. 

 

Validity of a Diagnostic Scale for Acupuncture: Application of the Item Response Theory to the Five Viscera Score, Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, vol. 2013, Article ID 928089, 11 pages, 2013. (doi:10.1155/2013/928089)【Impact Factor 4.774 (公開時) 】【関西医療大学 2014年度 優秀論文賞】【筆頭著者】

 

月経前症候群(PMS)と五臓スコアとの関係, 東洋療法学校協会学会誌, 37, 32-34, 2014. 

 

改訂版「五臓スコア( Five Viscera Score )」の妥当性, 関西医療大学紀要, vol. 8, 12-19, 2014.【筆頭著者】 

 

Influence of Biomedical Factors on the Five Viscera Score (FVS) on Middle-Aged and Elderly Individuals: Application of Structural Equation Modeling, Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, vol. 2015, Article ID 687015, 8 pages, 2015. (doi:10.1155/2015/687015) 【筆頭著者】

 

肩こり特異的症状尺度と東洋医学的病態(五臓・気血水)の関連, Quality of Life Journal, 17(1), 41-55, 2016. 

 

中高年者の五臓スコアと臨床検査データによるコホート研究, 関西医療大学紀要, vol. 11, 19-27, 2017.【筆頭著者】 

 

成熟期女性の冷え症と東洋医学的病態(五臓・気血水)との関連について, 東洋医学とペインクリニック, 46(1-2):11-18, 2017. 

その他

------------------




未病治な生活習慣目標( MDGS: Mibyo-chi Daily Goals )

2021年5月の『とむラボ東洋医学未来プロジェクト』で公開された健康長寿のための行動目標 18のゴールから構成されています 1. 心と体の声を聞こう 2. 呼吸を意識しよう 3. 姿勢を整えよう 4. 食事に気をつかおう 5. 体をうごかそう 6. 適正体重を目指そう 7. 肌を刺激しよう 8. 湯船に浸かろう 9. 朝日を浴びよう 10. 体と口の清潔を保とう 11. 睡眠をとろう飲水もね 12. 適当に休もう 13. 生きがいを見つけよう 14. 会話をしよう 15. 興味を持ち学ぼう 16. なんでも楽しもう 17. クヨクヨをやめて笑おう 18. 社会に参加しよう ※本内容は健康や疾病の予防を保証するものではございません。※運動は、医師等からを止められている方には適しません。また、転倒などケガのないように注意してご自身の責任においておこなってください。※食事はアレルギーなどに注意してください。 ※本内容に起因して直接または間接的に被害が生じてもいかなる責任も負いません。



#未病 #未病知 #未病治 #未病ケア #健康 #健康寿命 #寿命 #生活習慣 #生活習慣改善 #経絡 #インストラクター #講師 #健康増進 #疾病予防 #健康行動 #東洋医学 #未病知で未病治 #デルマヨガ #スマート薬膳 #Smart薬膳 #運動 #トレーニング #食事 #エビデンス #予防医学 #とむラボ



未病スコア®(Mibyou Score)・五臓スコア®(Five Viscera Score)

 


【簡単】【早い】【信頼性】を備えた東洋医学の診断尺度です

 

2010年から研究が始まり、約5千人のデータを統計学により解析し、科学的根拠に基づいた東洋医学の診断基準(不定愁訴分類)が、五臓スコア・未病スコアです。

 

さらに、コホート研究により東洋医学の診断尺度では世界で初めて、予知・予測有効性を示し、予防医学に役立てることができます。

 

海外の雑誌に掲載された原著論文

https://www.hindawi.com/journals/ecam/2013/928089/

 

https://www.hindawi.com/journals/ecam/2015/687015/

 

改訂の妥当性を検討した原著論文

https://www.kansai.ac.jp/pdf/kuhs_kiyo_08/o_r_tomura.pdf


予知・予測有効性を示した原著論文

http://www.kansai.ac.jp/kuhs_kiyo_11/original_research01.pdf

 

----------

 

未病知から未病治へ

 

五臓スコア®(未病スコア®)を使えば、東洋医学、鍼灸、薬膳を学んだことのない人でも、基本的な五臓の説明が出来るようになります。

 

①東洋医学の膨大な情報から回答者のタイプに合った状態(臓の働き、症状や性格など)をチョイスしております。あなたはそれを示しながら説明するだけです。

 

②五臓それぞれに適したツボ(原穴)をチョイスしております。あなたがいつも行うサービスにツボ押しを加えることが出来ます。

 

③五臓それぞれにオススメのハーブや食材をチョイスしております。タイプに合ったアロマやハーブ、お茶のブレンドが簡単に提案出来るのです。

 

④タイプが分かると、五行色体表のすべてにアクセスできます。例えば、五色を使ってオススメの補色などを提案し、コーディネートしてあげましょう。

 

⑤五臓スコア®(未病スコア®)を普段から利用していると、自分の身体の声を聴くスキルが磨かれ、ちょっとした体調の変化に気づくようになるでしょう。未病の発見、予防医学につながります。 

 

 

五臓スコア®・未病スコア®がアプリになりました【日本語版】

【BtoB提供でダウンロードを停止している場合があります

https://itunes.apple.com/jp/app/id1243542773

     

----------

 

【未病を評価する尺度が必要!そのメリット】

 

 

●人が訴える症状に医学の東西は無い(情報共有)

 

●誰がやっても同じ結果

 

●医療機器と比べ簡単・低コスト

 

●早期発見・早期治療の可能性

 

●医療資格が無くても実施できる

 

●健康を意識させ、体調に注意させる

 

●様々なサービスに利用できる

 

●知識があれば生活習慣のアドバイス

 

●コミュニケーションが生まれる

 

----------

 

鍼灸・ヨガ・アロマ・薬膳・エステなどの業界で活躍されている方へ

「お客様への説明を充実したい」「科学的根拠のある診断で納得を得たい」「人と違ったサービスを提供したい!」「クライアントへのホスピタリティをアップしたい!」と思ったことはありませんか?

 

研究に基づいた東洋医学の診断スコアを使って、国民が自身の健康維持・増進のために健康を振り返る機会、体調の気づきアンテナを高くする「気づき」を提供しましょう!

 

※未病スコア® ・五臓スコア®では、クライアントの東洋医学タイプが約1分半でわかります。

(インタビューに時間をかけ過ぎないことは、クライアントにとってコスパが良く、喜ばれます)

 

クライアントやセラピストが勝手に選ぶコース内容ではなく、クライアントのタイプに施術を合わせるアプリです。(オーダーメイド力がアップします)

 

簡単、1分半だから信頼性・妥当性がないと思ったらノンノン。

 

東洋医学の五行理論に基づいたスコアでは、世界で唯一、開発から臨床まで信頼性・妥当性が証明されたスコアです。 (エビデンスがあります) まずは下記アプリの説明をご覧ください。

 

【セラピスト専用東洋医学診断アプリ】iPad専用アプリ

https://itunes.apple.com/jp/app/id1243542773

 

----------

 

Oriental Medicine Diagnostic App

 

Diagnosis in Oriental medicine, which requires many years of experience even for a specialist, can now be easily performed using this app.

By answering the fifteen simple questions asked in this app, you can find out your Oriental medicine type.

In Oriental medical theory, various phenomena, such as natural occurrences, social phenomena, and human physiology, are classified into five elements.

Thus, your type can be used as a reference for everything in your life, from medicine to lifestyle, diet, and exercise.

 

This app includes the five viscera score (FVS) (also referred to as the mibyou score, or MBS) that I developed.

FVS questions were selected based on a statistical analysis of data accumulated over the 2000-year history of Oriental medicine.

There is ample evidence to support the reliability and validity of the FVS, as demonstrated in many studies published in academic journals.

Recent studies have shown that the FVS can predict the frailty of healthy middle-aged to elderly people.

 

Reasons for developing this app

This app avoids the limitations of paper media, such as getting used to the order of questions, making input mistakes or calculation errors, and requiring at least five minutes to input the data and calculate the results based on gender and age.

This app shortens the time required to about 90 seconds.

This app does not send or store personal information.

 

Copyright

The trademark and copyright for the FVS (MBS) are owned by Taro Tomura.

Modification, duplication, or re-distribution of the app, or the use of the app or its questions at schools or public events without the permission of the copyright holder is strictly prohibited.

In addition, the use of the terms five viscera score (FVS), mibyou score (MBS), or Taro Tomura for commercial purposes without the permission of the copyright holder is strictly prohibited.

 

Disclaimer

All phrases and expressions used in the app, including but not limited to viscera and mibyou, pertain to the Oriental medical concepts and do not refer to organs or diseases in the field of anatomy or in Occidental medicine.

Consultation with a medical professional is recommended for those who are not well.

Taro Tomura does not guarantee continuous, uninterrupted, or error-free operation of the app, that the diagnostic results are effective or appropriate, or that there will be no changes in price.

Taro Tomura assumes no responsibility and will provide no compensation for any direct or indirect damages to the user caused by the app.

By downloading this app, you understand and agree to this disclaimer.

 

I wish you all the best and success in your journey.

 

Taro Tomura, Ph.D.

 

 

Developer profile

Membership: Associate Professor, Faculty of Health Sciences, Kansai University of Health Sciences.

Doctoral degrees: Doctor of Medicine, Wakayama Medical University, Environmental Health and Preventive Medicine.

Became a doctor of Western medicine with research into Oriental medical diagnosis.

 

App Mibyou・Five Viscera Score

Not currently available

https://apps.apple.com/us/app/id1391178961

 

 

 

----------

 

東洋医学的診断「未病スコア® (Mibyou Score)・五臓スコア®(Five Viscera Score)」で、個人に適した健康管理方法や食事を提案します。

 

Ⅰ. 東洋医学診断スコアの必要性とその条件

 

現代のような診断技術(CT、MRIや血液検査など)がなかった時代、「視診、聴診と臭い、問診、触診:望・聞・問・切」の四診という詳細な観察と実証によって築き上げられた医学が東洋医学です。

 

現代の東洋医学は、約2000年という経験(時間)のフィルターを通った情報が淘汰・蓄積されたもので、きちんと学べばわれわれの健康に寄与できるはずです。

 

経験医学である東洋医学には「治未病(ちみびょう)」という概念があり、病に至る前に治療すること、予防を最高の医学と考えます。

 

この未病には、病気を「予防」するという意味のほかに病気の段階を指します。

 

一般に「冷え」「コリ」など不定愁訴と言われる自覚症状はあるが、西洋医学では検査所見などに乏しい状態をいいます。

 

病気を早期に発見するために重要となるのが、患者が訴える主観的な症状「不定愁訴」なのです。

 

だから東洋医学における診断では、患者さんが訴える「冷え」「コリ」などの不定愁訴も含め、身体の微細な変化までも観察するのです。 

 

不定愁訴は、東洋医学だけでなく西洋医学でも発病前の重要なサインです。

 

しかし、ごく初期の軽微な症状では、西洋医学を受診することをためらう者が多く、疼痛など強い症状が伴わない限り放置や無理をしてしまい、結果的に健康管理の失敗につながります。

 

その点、東洋医学は受診のしやすさとその詳細な観察力から、多くの病気を早い段階で発見できる可能性があります。

 

結局、医療機関を受診するきっかけというものは本人が感じる症状ですから、それを早期にかつ詳細に拾い上げられるのが東洋医学ということなのです。

 

よって、東洋医学診断が体調の評価に活用できますし、さらに西洋医学の分野でも疾病の予防や早期発見ができるはずです。

 

   

Ⅱ. 未病スコア® (Mibyou Score)・五臓スコア®(Five Viscera Score)について

 

東洋医学は、約2000年という「経験(時間)」がフィルターとなり淘汰・蓄積されたもので、きちんと学べば健康に寄与できるはずです。

 

戸村らは「経験(時間)」に現代科学の「統計学」を用いて東洋医学的診断尺度「未病スコア® (Mibyou Score)・五臓スコア®(Five Viscera Score)」を作成・改訂してきました(五臓とは東洋医学的な概念で、解剖学的な臓器とは異なります)。

 

東洋医学的五臓を評価するスコアは世界でも類がなく、また尺度としても世界で最も厳しい基準で作られ、信頼性と妥当性を有しております。

 

 

新しい五臓スコア®(未病スコア®)は全15項目からなる自己記入式スコアで、5つの下位尺度「肝」「心」「脾」「肺」「腎」のそれぞれ3つの質問項目で構成され、症状・不定愁訴の頻度を評価します。各因子の合計得点は0から12点の範囲をとり、値が高いほど症状が強い状態を示します。

 

FVSの鍼灸治療効果との検討は始まったばかりですが、血液などの生化学データとの関係が証明されています。

 

またFVSは人が訴える不定愁訴を5分類して評価できるスコアともいえます。

 

本スコアに関するさまざまな研究が進めば、このスコアを使うことで自らの健康管理による疾病の予防・早期発見などができるようになるでしょう。

 

現在、社会貢献として国民の健康を向上させるため、FVSによる東洋医学の普及活動を展開しております。

 

 

最後に

 

私は世界でもめずらしく東洋医学診断の科学化に関する研究で西洋医学の博士となりました。

 

その内容は、未病スコア® (五臓スコア®)の信頼性と妥当性の評価に関するもので、東洋医学の診断基準を客観化したものです。

 

現在も継続して「未病:予防医学における東洋医学的診断の有用性」を研究しております。

 

 

もともと未病は、『黄帝内経』において初めて記され、その基礎的な方法論として「臓腑経絡説」が説かれています。

 

臓腑経絡説の基礎となる五行説は、中国において陰陽説と統一されました。

 

後の前漢時代に編纂されたとされる黄帝内経『素問』では現在と同じ五臓配置でしたが、それまでの文献では配置が異なることから五行説への臓腑経絡説の取り込みにおいて試行錯誤の跡が見られます。

 

その後、後漢(25年 - 220年)初期の『難経』で相生、相剋を用いた五臓の鍼灸治療理論が完成を見ます。

 

このように治療理論が変化してきた理由として、鍼灸治療の前後で症状が改善する事実があり、その積み重ねがブラックボックスである治療理論を最適化させてきたのです。

 

もちろん現代の未病スコア®・五臓スコア®による証の一般化もその一つといえます。

 

 

 

東洋医学を利用するセラピストは、鍼灸師も含め沢山います。

 

一部のセラピストは、現代中国医学のような「○○症状の人は○○穴(○○薬)」というように「症状=経穴(漢方薬)」のパターンで東洋医学を用いているのではないでしょうか。

 

もちろんその方法を否定するつもりはありませんが、もし「そのパターンに無い症状や病名に遭遇した場合」や「明確な症状がなく診断が出来ない場合」では、残念ながら行き詰まってしまいます。

 

病名に縛られた東洋医学は西洋医学と同じで、全人的な東洋医学とは言えないのではないでしょうか。

 

現代の中国医学は、東洋医学が記された書物が文化大革命などで散佚してしまい、本来の東洋医学とは隔たりがあります。

 

しかし日本の東洋医学は、1500年前にもたらされ鎖国を経たもので、本来の全人的な治療が継承されユニークな存在となっています。

 

五臓を中心とした治療の流れをくむ経絡治療で、症状や病名に依存せず個人の体質や体調をもって判断します。

 

ですから行き詰まりはありません。

 

 

 

東洋医学を利用するにはスキルが必要です。

 

日本で最も東洋医学を学習する鍼灸師は、養成施設で3年以上も学びます。私が開発した未病スコア®・五臓スコア®は、2000年以上もの間、患者観察により蓄積された症状を統計学的手法で整理・再分類・最適化したもので、健康状態を判断します。

 

 

 

人が訴える症状に医学の東西はありません。

 

FVSは、東西両医学の架け橋として機能することはいうまでもありません。

 

ただ、FVSの運用で注意したいのは、それぞれの「質問項目=症状」が各臓の特徴を表しているのではなく、各臓の影響を受けやすい症状を代表したもので、五臓の症状はこれら15項目に限定されるものではない、ということです。

 

ですから類似のスコアが開発されることを妨げませんし、FVSはそれらと切磋琢磨することでさらに良いスコアとなることでしょう。

 

 

 

未病スコア®(五臓スコア®)は世界で初めてエビデンスを伴った東洋医学的五臓の評価尺度です。

 

未病スコア®(五臓スコア®)は東洋医学診断すべての錨(アンカー)です。

 

好むと好まざるに関わらず最初にアンカーを打ち込んだ者の宿命で、東洋医学におけるさまざまな尺度の評価は、すべての中心点で基準となるこのFVSに向かいます。

 

中心からの位置が決まってこそ、他の尺度の評価が安定するのです。

 

これまで東洋医学の理論や診断は、前後左右上下が混沌とした状態でしたが、未病スコア®(五臓スコア®)がアンカーとなったことにより方位が決まりました。

 

無限の宇宙も地球に居るわれわれが観測・認識することで初めて星たちとの距離、位置がわかるのと同じことなのです。

 

たとえ未病スコア®(五臓スコア®)が、後世で真値とは遠い存在と証明されても、その知見はFVSがアンカーとなったためにわかった知見なのです。

 

よって、「世界初かそれ以外か」と言う意味では、未病スコア®(五臓スコア®)は唯一無二の絶対的存在となったわけです。

 

ただ、未病スコア®(五臓スコア®)はどの臓に病態の中心があるのかを示すにとどまるため、最終的な証の決定には東洋医学的診断法(望診・聞診・問診・切診の四診)と組み合わせて使用することで一層精度が向上すると考えられます。

 

 

 

東洋医学は病因を生体機能のバランスの崩れとして捉えています。

 

本スコアの結果を、レーダーチャートにプロットすることで五角形全体のバランスも同時に検討できますのでぜひ試してください。

 

このようにバランスを検討することで、東西両医学において診断基準を満たさない場合や、症状が少ない前病段階の病態について評価することが可能となり、疾病の早期発見・早期治療によって東洋医学的治療概念である「治未病」が実現できるのです。

 

治未病すなわち未病医学が予防医学であるという考えは、東洋医学と現代西洋医学のそれぞれ良いところを組み合わせた統合医療の推進にもつながります。

 

さらに現代のような超高齢化社会では、高齢者の未病対策が医療費削減には欠かせない状況がこれを後押ししています。

 

現在、印刷中の論文は地域住民を対象とした1年間の観察研究で、中高年者の未病スコア®(五臓スコア®)による経年的な「証」の変化と、さらに未病スコア®(五臓スコア®)で予知・予測できる医学データを探索的に検討しております。

 

結果は、健康的な中高年者でも未病スコア®(五臓スコア®)は経年的に高くなり、未病として特定の医学データの変化を予知・予測できることが示唆されました。

 

未病スコア®(五臓スコア®)は未病として健康者の変化をとらえていました。

 

注目すべきは、1年という限られた期間でも未病スコア®(五臓スコア®)が健康変化を捉え、医学データを予知・予測できたことで、健康的な中高年者でも「未病」視点から健康管理や疾病予防を考えると1年は決して短くないということです。

 

未病スコア®(五臓スコア®)は、その時々の東洋医学的診断だけではなく、健康予測評価尺度『未病スコア®』としても利用できると考えます。

 

未病スコア®(五臓スコア®)を用いることで、鍼灸治療のEvidence-based Medicine (EBM)を確立する一助となり疾病の予防につながれば、医療資源の節減効果のみならず、健やかな生活の実現により国民が利益を享受できるでしょう。

 

 

 

未病スコア®(五臓スコア®)のご使用について

 

■「未病スコア®」「五臓スコア®」は戸村多郎の登録商標です。

 

■著作権等について

「未病スコア®」「五臓スコア®」の著作権は戸村多郎が所有しております。

 

 

使用には下記規約をお守りください。

一部の研究や営利目的の使用においては有料となりますので必ずご連絡ください(すべての使用料は東洋医学発展のために利用させていただきます)。

 

また非営利、営利いずれの場合であっても出典の明記を原則とし、免責事項の規定はスコア配布の相手に対して効力を有します。

 

■未病スコア®(五臓スコア®)の使用について

スコアは性・年齢の影響を計算する必要があります。また、質問項目が15項目しかないので慣れてしまいます。これらの手間や問題を解決したアプリを必ず使用してください。


 

■未病スコア®(五臓スコア®)の使用時のお願い

本スコアを使った内容を発表される際は、必ず下記文献のいずれかを参考文献として引用記載してください。

 

・戸村多郎: 改訂版「五臓スコア( Five Viscera Score )」の妥当性, 関西医療大学紀要, vol. 8, 12-19, 2014.

・Taro Tomura, Kouichi Yoshimasu, Jin Fukumoto, Shigeki Takemura, Shunji Sakaguchi, Nobuyuki Miyai, and Kazuhisa Miyashita, “Validity of a Diagnostic Scale for Acupuncture: Application of the Item Response Theory to the Five Viscera Score,” Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, vol. 2013, Article ID 928089, 11 pages, 2013. (doi:10.1155/2013/928089)

 

■ご発表の成果

未病スコア®(五臓スコア®)を用いた発表(著書、論文、抄録、雑誌、テレビなど)される際は必ず、別刷りや動画などの資料(いずれも電子媒体可)を下記連絡先にお送りください。

 

■免責事項

・戸村多郎は、未病スコア®(五臓スコア®)に起因して使用者に直接または間接的被害が生じても、いかなる責任を負わないものとし一切の賠償等はおこないません。

 

・未病スコア®(五臓スコア®)の結果は鍼灸師の判断と必ずしも一致するものではありません。

 

また、標記の「五臓」は東洋医学的五臓であり、解剖学的五臓を表しているものではありません。

 

【使用マニュアルより抜粋】

【文中の図表や参考文献は省略しております】

 

#未病 #未病知 #未病治 #未病ケア #健康 #健康寿命 #寿命 #生活習慣 #生活習慣改善 #経絡 #インストラクター #講師 #健康増進 #疾病予防 #健康行動 #東洋医学 #未病知で未病治 #デルマヨガ #スマート薬膳 #Smart薬膳 #運動 #トレーニング #食事 #エビデンス #予防医学 #とむラボ

ページビューの合計

Facebook

Twitter

自己紹介

自分の写真
健康と病気の間、未病と養生の研究者 。医療系大学院の准教授で予防医学の博士。普段は解剖学と統計学を教えています。仕事と研究、趣味が高じてアプリ作り(現在12万DL)、デルマヨガの立ち上げ、スマート薬膳の指導をしています。 #博士 #大学 #解剖学 #統計学 #未病 #未病スコア

とむラボ®カレンダー

このブログを検索

Powered By Blogger

QooQ